組織評価基準

『エクセレントNPO』の評価基準

やまなしピアカフェでは「『エクセレントNPO』の評価基準」(『エクセレントNPOをめざそう市民会議編)を組織の評価基準として使用します。これによって非営利組織としてのあるべき姿を関係者が共有でき、外部の人に成果を評価してもらう作業も進めやすくなると思います。2016年度と2017年度は組織の自己診断リスト(初級編)によるチェックを行い、2018年度からは33の評価基準すべてによるチェックを行う予定です。
33の評価基準組織の自己診断リスト(初級編)
ボランティアの機会が人々に開かれ、その活動内容はわかりやすく伝えられていますか①ボランティアの応募先、仕事の内容がホームページやブログにわかりやすく明記されていますか。
②ボランティアの興味、性格、事情に合わせて、選択できるようにボランティアの仕事が整理できていますか。
ボランティアに対して、組織の使命、目的、事業の概要を悦明していますか。また、事業の成果をともに分かち合うように伝えていますか
ボランティアとの対話機会を作り、彼らからの提案に耳を傾け、きちんと対応していますか。
ボランティアに対して感謝の気持ちを伝える工夫をしていますか。③ボランティアに対して、日常的にねぎらいの声をかけていますか。
寄付者を単なる資金提供者としてではなく、あなたの組織の参加者として認識していますか。④組織が取り組む社会的課題について、寄付者にわかりやすく説明していますか。
寄付の機会が広く多くの人々に開かれ、募集の内容がわかりやすく説明されていますか。⑤寄付の方法や連絡先が、ホームページやブログなどに明記されていますか。
寄付者に安心感を持ってもらえるように寄付の使途や成果などについて報告していますか。
寄付者への感謝の気持ちを伝えるための工夫をしていますか。⑥寄付を受け取った際、お礼状を遅れることなく送っていますか。
⑦大口の寄付者に対しては、機会を捉えて面会をし、事業の報告やお礼をしていますか。
あなたは、活動に加わる参加者に、あなたの組織の活動を通じて、社会的な課題への気付きや課題解決への達成感を得る機会を提供し、市民としての成長の機会を共有しているという、自覚を持っていますか。
あなたの組織は取り組んでいる問題やテーマを把握し、明確に理解していますか。⑧あなたの組織はなぜその課題に取り組み、何を活動の対象としているのか、また、取り組んでいる課題とあなたの組織の使命がどのような関係にあるのかということを、明確に説明できますか。
あなたの組織は取り組む課題の背景にある原因や理由を見出そうとする姿勢や視点を持っていますか。⑨対象のニーズや課題の背景にある原因や理由について、組織として具体的に把握していますか。
あなたの組織は取り組む課題のみならず、それに影響している制度や慣習など、社会の仕組みにかかわる問題解決も視野に入れていますか。⑩課題に影響する制度的・政策的問題や慣習などが具体的に何であるか組織として把握し、その解決も視野に入れていますか。
あなたは事業を予定どおり実施したことだけでなく、事業の対象へのプラスの影響や変化を成果として目指していますか。⑪活動の目標を、サービスや配布した物の量や数だけでなく、それを受けた対象者や地域への良い影響や変化をも設定していますか。
あなたの組織が取り組む課題やニーズの変化に伴い、課題解決方法(目的、計画、活動方法など)も進化させていますか。
中長期の視点から課題解決に取り組むための考え方を持っていますか。⑫自ら取り組む課題がどのように解決されていくのか、おおまかなシナリオや道筋をイメージできますか。
何が課題解決に必要な技術や知識であるかを判断する力を持っていますか。【専門性】
リーダー役を担う者は、課題解決のために中心的な役割を担い、また組織外の専門家、資金などの資源を組み合わせ、それらを機能させるためのコーディネーション能力を有していますか。⑬リーダー役を担う者は、組織の中心となって課題解決のためのプランニングをし、計画の実行においても組織内外の人材が有効に機能するようにコーディネーション能力を発揮していますか。
⑭リーダー役を担う者は資金などの資源を調達する方法・方策を見つけ出し、実行していますか。
外部の組織や人々と協力し合い、時には切磋琢磨し合いながら、互いに向上し合うような関係を構築していますか。【ネットワーク】
事業実施のプロセスで、その取り組みや成果のあり方について評価を行い、その結果をフィードバックする仕組みを有していますか。
社会に対し、あなたの組織が取り組む課題、氏名や目標を理解してもらうよう努めていますか。【社会への説明と理解】⑮社会や政府への提言活動の目的は団体や一部の関係者の自己利益のためでなく、法制度や社会的慣習、人々の誤解・偏見など、社会の仕組みを変えることに設定していますか。
⑯社会や政府への提言活動を行う際、その主張の内容を広く市民に伝えようとしていますか。
組織の独立性、中立性を維持していますか(これは政府、自治体、企業、寄付者、他団体などとの関係を否定するものではありません。むしろ、こうした主体との協力や議論が大事だからこそ、自らの立ち位置の中立性や独立性が確保されていることが肝要であるという意味です)⑰組織として、特定の政治家や政党の選挙運動にかかわっていませんか。
⑱組織として、特定の宗教の布教活動にかかわっていませんか。
組織の使命は明確に示されていますか。⑲あなたの組織の使命や目的を示す文書があり、組織が取り組む課題やテーマが明確になっていますか。
使命は組織のステイクホルダー(組織活動に関わる全ての主体)に共有されていますか。
意思決定、執行、チェックの役割・機能が明確に定義され、それに従事する者の選出方法と選出過程の透明性が担保されていますか。
チェック・メカニズムが機能していますか。(組織全体の意思決定および事業にかかる方針、規律、透明性に対するチェック機能)
組織の全体像が明確に説明されていますか。⑳最新の事業報告書や会計報告書などの書類が整えられ、ホームページや事務所において閲覧可能になっていますか。
㉑ホームページなど一般の人々がアクセスしやすい方法(電子媒体など)で以下にかかわる最新の情報を開示していますか~組織の使命、意思決定機関とその構成員、事業概要、事務局、事業計画、(年度計画、あれば中期計画)、事業報告書、会計報告書、問い合せ先、寄付・会費・ボランティアの募集要項~
広く多様な主体から資金を集め、特定の資金源に過度に依存するリスクを回避できるように収入多様性を維持していますか。【収入構成】㉒特定の資金提供者(組織あるいは個人)の資金に過度に依存していませんか。また、依存度を引き下げる努力をしていますか。
㉓寄付と会費を合わせると、収入全体の15パーセント以上を占めていますか。
㉔新たに寄付や会費を開拓し、継続率を上げるための努力をしていますか(寄付者や会員のケアなど)
㉕収入に占める公的資金の割合について、自己規律として上限を設けていますか。
組織の独立性に配慮するように資金調達を行っていますか。【資金調達に関する規律Ⅰ】
資金調達のプロセスは透明で、公序良俗に反する行為による資金は受け取っていませんか。【資金調達に関する規律Ⅱ】㉖資金調達先や調達方法を、事務局および意思決定機関で共有していますか。
㉗資金調達先がわかるように、収入構成が公開されていますか。
㉘個人情報保護法について組織的に対応していますか。
㉙公序良俗に反する行為によって得られた資金や利益相反の可能性がある資金調達について、組織内でチェックや警鐘機能が働いていますか。
透明で説明可能な会計システムを持ち、そのシステム基づき適正に処理されていますか。【会計システムⅠ】
会計運営上のチェックが機能していますか。【会計システムⅡ】
職員に対して、法律などで定められた基準に従った待遇、労働環境を提供していますか。【職員の待遇】
職員が組織のミッションを踏まえ、任務を理解できるような工夫をしていますか。【職員の育成】

「エクセレントNPOの評価基準」の理念、詳細については、制定団体である「『エクセレントNPO』をめざそう市民会議」のホームページをご覧ください。

「『エクセレントNPO』をめざそう市民会議」ホームページ