私たちは、ある日こんなことを話した(8)

今回は、「はたらけるまちづくり研究」プログラムのサポーターAタイプ(ちょっと社会参加に壁を感じる人にやっていただいています)を担っていただいているFさんにインタビューをしました。
サポーターAタイプをやっていただいている方には、「ふりかえりワーク」というとてもしんどい作業をやってもらっています。自分を直視しなければならない面があるため正直言って誰にでもやらせることができるワークではありません。その準備が整った人にしかできないワークです。

以下、トークになります。

Fさん ふりかえりをやって二週間ほど経ちましたが、一日の大半をスマホをいじって過ごすなど、無駄な時間が驚くほど多いことに気がつきました。前に進もうとしているつもりでしたが、実際は多くの無駄な時間を過ごしているという現実に愕然としました

ナガシマ ありがとうございます。一つの質問があります。ゴールとふりかえりをならべてながめた場合は何か発見がありますか?

Fさん 一人暮らしを一つのゴールにしていますが、実際はスマホスマホスマホ……

ナガシマ スポーツもしてるよね?というよりスポーツの位置付けは?

Fさん スポーツはもしかしたらスマホと同じかも。快楽でしかない……ダメなのかな

ナガシマ でも好きなスポーツが毎日できる生活とかゴールに入れましたよね?

Fさん 入れたけど……今やってていいのかどうか

ナガシマ なるほど、そういう考えもありますなあ

Fさん ただ今日……おじいちゃんたちとスポーツして、今度駅前で一杯飲もうとか、僕が来てくれて生き甲斐ができたとか言ってくれて、クソうれしかったンゴ

ナガシマ 新しい展開が生まれたわけね

Fさん はい。〇〇さんすごくいい人。若々しくありたいからスポーツカー買ったとか、水彩画も趣味とか、いろんな話聞けました

ナガシマ これだけで(はたらけるまちづくり研究の)サポーターの大役を果たしていただいています。実はふりかえり、ゴール設定をならべてながめて生まれる葛藤や、外部での体験も含めてなんとなく考えることが、とんでもなく心を耕すことになるという経験則からこのプログラムを作ってあります。ゴールはこちらで決めずに、本人が決める。こちらは、ふりかえりやゴール設定、ならべてながめる方法やいくつかにわける方法を提供するにとどめることも、就労支援とは一線を画した、ピアとしての知恵をシェアしようという狙いからそうしています。
ピアハウスと縁が切れても人生で使えるスキルをシェアしたいとも思っています。

以上、メッセージでのやりとりを記録しました
文・ナガシマ


[ 私たちは、ある日こんなことを話した(8) ]はたらけるまちづくりサポータープロジェクト,私たちは、ある日こんなことを話した2017/05/14 22:32